SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年01月16日]

中学生の頃の私と両親の別離

薬でやっと眠れた。
フラッシュバックと、親子面談の時の父の姿が交互に浮かんでしまってダメだ…

 朝、愛犬と近くの神社でボーっとしていた時、ふと親子面談の時のことが滑稽に思えてきた。

(*以後 フラッシュバックを引き起こす可能性がある分が含まれます ご注意ください。)

あの時の会話を、全くの第3者が聞いたらすごく変だよ!!

たまごを膣に入れただの、入れてないだの!
性器を入れただの、入れてないだの!
ぜぇ~ったい へんっ!!

余りに変すぎて笑ってしまった。

 父に対しても “哀れ” という気持ちが湧いてきて、怒りが少し治まった。
そして、「どうか一日も早く、全てを認めて、無駄なことを捨てて心が軽くなれますように」と祈ってあげてしまった。

私には、もうそれしかできない。
今の私には、それ以上できない。

私は、夫と愛犬と、主治医とクリニックの方達と、友人達が優しく守ってくれるから大丈夫と、自分に言い聞かせた。

少し思ったのは、親子面談をやりながら、子どもの頃にできなかった体験を体験したのかなぁ~…と思った。

診察室にいた心の中の私は、まるっきり中学生の私だったからだ。
今まで、今の大人の私がかなり押さえ込んでいた・・・

(診察室で)中学生の私が、主治医に「黙らせて!!」と頼んでいた。

主治医が(両親に向かって)「私が、見守りながら治していきます。」と言ってくれた時、両親から離れられたような気持ちになった。

 

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