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近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年03月11日]

2度目の親子面談

親子面談。(主治医と母と私)

昨日、主治医に少し怒られたような、見放されたような気がしたせいか、前回より落ち着けない。
私は、少し卑怯なことをしたように感じた。(前日、診察がなかったのに、主治医のミーティングでシェアをするためだけにクリニックを受診した)
母と(主治医が)合う前に、私を哀れませようとしてシェアをしに行ったのではないかとも思った。

なんでそんな事を思ったのか?は、母と食事をしてからハッキリと分かった。

面談の時、私は母に対してあのメールのように言えなかった。
かわいそう過ぎて言えなかった。

母に言われるまで全く忘れていたけれど、確かに高1か高2に、私が高校を辞めて社会人になって家を出ようとしたときに、かなり殴られたり物で殴られたりした。
私は無抵抗で、無表情で、ただ、母の声が伝わってくる感じがしたのを思い出した。

<悔しい! 私がどんな思いで あんたたちを育てたかわかってんのか!!>
<お前なんかに 私の苦労や気持ちがわかるか!!>
そんな怒りが伝わってきていたのを思い出した。

私は “無条件降伏” っていう感じだったように思う。
<もう あんたの好きにしていいよ…>って思っていたとおもう。

備忘録:食事中、私からのメールについて、母が「悲しいメールはすぐ消して、楽しいメールだけは残して何度も見てる」と言っていた。

備忘録:表現することは吸収すること(ミーティングでのディスカッション中の言葉)

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