SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年04月02日]

視界が広がってスペースができる

昨日から ものすごく気付きがたくさんあった。

日赤の従軍看護婦のドキュメンタリーで、重病患者に青酸カリを注射した人や、生体実験に立ち会って手をかした人と比べて、その話をあとから聞いたり、「そうらしいよ」と聞いた人の方が病んでいるように見えて、直接手を出した人は、今、強く生きているように見えた。

四国八十八カ所めぐりや、いろいろ悩んでうなされたあと、多分、自分で自分を“赦した”んだと思った。
それを見た後、私の中で、あの時止まっていた子が、成長したんだなと思った。

そして、それに気づいた時、今の私と成長して追いついた私と、その2人を上から見てる私に気づいた。
“第3の目” 1.5人目 なのかも…

なんだか視界が広がった。
スペースができた感じ。

あの講演集(心の傷の癒しと成長 斎藤学講演集Ⅲ)のかげだと思う。
クリニックに通い始めてから今までできたことをチェックしてみようと思う。
ジェノグラムをつくるのが楽しみになったり、自分の物語を作るのが楽しみにってきた。

「もう、いいじゃないの。やるだけやって来たじゃない。 よくやったよ。 あとは楽しもう。」といった言葉を、自分にかけてあげたい。

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