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近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年05月19日]

近親姦虐待被害の本当の後遺症

クリニックへ。
診察で、この3週間のいろいろなことや、「子供を産んでみたいと思うようになってきたが、いろいろ心配なことがたくさん出てきて怖い」と話した。

主治医からは、「それが本当の後遺症だね」といわれた。
(*主治医が、私が話した心配事の中で“本当の後遺症”と言ったのは、
「産まれた子が女の子だった場合、夫を取られてしまうとか、夫が娘に手を出してしまうのではと心配してしまう。逆に、産まれた子が男の子だった場合、私が息子に手を出してしまうとか、息子が私に手を出してきてしまうとか、心配してしまう。」
と、話したことに対してでした。)

ミーティングのシェアでも、そのようなことや、夫と一緒になれて本当によかったと心から思えたことや、家の建て替えとの計画で、子供を産むか産まないかをどう考えていけばいいか解らなくて悩んでいることを話した。

主治医は、「すごい進歩だ」 とか 「いろいろ計画しているところへ“大変失礼ですが…”と分け入ってくるのが子供だ」 と励ましてくれた。

「主治医の健康問題のおかげで、“ひとりで立って生きていかなくてはいけないんだ”と実感した」と言ったら、「そうなんだよ」褒めてくれた。

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