SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2010年02月22日]

意味不明、理解不能の母

いろいろ話した。
自分の話しにもっていってしまう母に苛立ちながらも、昔の話しを聴き出した。

でも、母の記憶はあやふやで、婦人科のこと(9歳か10歳の頃、性病感染の疑いで姉と婦人科に連れて行かれた。母は『お風呂のお湯で感染したから』と言っていたことを覚えている。)とか、肝心なことは忘れてしまっている。

忘れたフリなのかもしれない・・・

『姉が引っ越しの際にトラックから落ちて脳に障害が起きて、毎月通院していた件』の詳細については、実は “てんかん” の診断がされていたから、隠すための言い訳だったことを、初めて聞いた。

でも、「今でも本人には伝えていないし、私にも言わないで」ということに違和感。

母自身の乳がんのことも、「おばあちゃんには言っていない。周りの人にも止められている。」という。

なぜ、そんなにいろいろ隠すんだろう・・・?

結局、一番、自分が可哀想と思っているんだろうか・・・?
いろんなことに耐えて、他人に頼られている状態が、支えになっているのか・・・?

あとは、「自分の葬式の時のために遺影写真を用意した」とか、「花輪や献花は生け花指定」とか、葬式や墓石の費用のこと、保険金のこと、「せめて葬式の時は泣いて欲しい」などなど・・・

なぜ私にそこまで言うのか?

意味不明
理解不能

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