柳美里さんの『ファミリーシークレット』を読み始める。
父親がかぶる。
父も母も 自分を守るのに必死だったんだなぁ…って思えてきた。
だから、他者に愛を与える余裕が無いほど、自分を保つために必死だったんだな。
(主治医が「愛っていうのは関心を持つことだ」って言ってたなぁ〜)
父親は、自分を優位な立場に位置付けておかないと、不安で不安でたまらない人だったんだなぁと思った。
母も、(姉への性虐待発覚後)父に対する怒りで自分を強く保たないと、立っていられない人だったんだと思った。
怒りと寂しさ…
それが、生き抜く強さでもあり、弱さでもある…
朝の連ドラの『ゲゲゲの女房』での水木さんの言葉が 心に残った
「わたしゃ 生きている者に同情はしませんなぁ」