SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2008年03月30日]

兄と語れば…

昨晩は、なかなか話しだせずに…。話しても、うまく話せたような気がしない。
ひと仕事、終えた気分。
車の窓から野良犬を見かけたとき、「がんばれ」と心の中で言ってあげた。

不思議と冷静。
兄には、言ってもらいたかったことを言ってもらえた感じ。

ただ、何か…。よく解からない。

不安定。 様子を見よう。

≪この日、実家のある町に入るか入らないかのところまで、感じんなことは言い出せないでいました。
 もうすぐ、実家のある町、というところで赤信号で止まり、その時、窓の外に野良犬が一匹。
 目が合って「がんばれ」って心で声をかけたのがきっかけで、やっと兄に「なんで来てもらったかわかる?」と声を出すことができました。
 兄は、「わかってる。」と言った後、「本当に申し訳ないことをしたと思っている」というようなことを言いました。
 私は、「何であんなことをしたの?」と聞きました。
 兄は、『始めは好奇心から、体のつくりの違いとかから、だんだん面白くなっていって、いろいろ試したくなったり、気持ち良かったりで止められなかった。』
 『(私のことを)女として見るようになっていった。一時は恋心もあった。』
 と、誠実に話してくれたと思っています。
 だから、私も、一時期は兄に対して、恋心というか側にいて欲しいと思っていたことを話しました。≫

SIAb.プロジェクト

コラム

寄付および献金

退出する ページトップへ戻る