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近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2008年11月06日]

やっと見ることができた映画

やっと、映画『赤ひげ』(黒澤明監督)を見ることができた。

黒澤作品だから、どうしても見たかったのに “ひげ” のせいで、今まで見る気が失せていた。
(実父がひげを生やしていたので…)

 前情報がなく、題名だけで想像していたのは、赤ひげが “ひどい奴” というシチュエーションだった。
だけれども、180度、実際は違っていた。

赤ひげは、主治医のような人物だった。

まるで、私の通っているクリニックの療養所でのお話しで、涙が止まらなくなった。

ひとりの少女が、人を信じる心を取り戻して、それを後から来た子に分け与えるというラスト。

黒澤監督って 『雨上がる』にしてもそうだけど、あったかで、凄いと思った。

 

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