先日、録画して観た映画『ザ・インタープリター(The Interpreter)』の感想と併せて、9月18日(金)から、国立新美術館で開催される『ニキ・ド・サンファル展』のご紹介です。
人形のようなスキのない美しさの中に、どんな役を演じても、人間的な魅力を放って引き込む演技をするニコール・キッドマンが演じる、国連通訳のシルヴィアと、マドンナと離婚後、いい意味で色気がでて歳を重ねるたびにどんどん魅力が増す、個人的に大好きなショーン・ペンの演じる、シークレット・サービスのトビン。
シルヴィアもトビンも、愛する人達を失って、その怒りや葛藤を抱えているのですが、それぞれ生きる意義を見つけて何とか生き抜いています。
二人は、ある事件をきっかけに出会い、また、その事件のせいで、大きく、以前よりももっと、激しく怒りや葛藤と向き合うことになってしまいます。
でも、依然と違って、独りぼっちじゃない…
そして、今までと違った生き方を見つけられそうになっている…
ジワーッとしみる内容とスピード感のある展開が、国連本部やニューヨークの街を舞台に繰り広げらる、2005年に制作されたミステリー・サスペンスです。
そして、もうひとつ。
国立新美術館で開催される『ニキ・ド・サンファル展』。
こちらも、怒りや葛藤を芸術によって表現し、癒された、ある女性の展覧会です。
詳細は、展覧会のホームページをご覧ください。
ホームページを見てから行くか?
展覧会を見てからホームページを見るか??
どうしましょ??