『明暗』(夏目漱石著)を読み終えた。
未完かだら、中途半端だけれども、すごくよかった。
“津田”の自己中心的なところが、私自身と重なって、面白いほど共感した。
同時に、“お延“であり、“小林”でもあった私にも気付いた。
私は変化している。
過去から今まで、たくさんの違う私がいる。
どれも私で、でももう、今の私が着ちゃいけないような私がいるけれど、いくつかの私は、それなりに、どれも、私であり続けるために時々必要で、場合によっては着てはいけないような私もいる。
どれを着ていけばいいのか悩んでしまう…