SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年06月23日]

着ていい私 と 着てはいけない私

『明暗』(夏目漱石著)を読み終えた。
未完かだら、中途半端だけれども、すごくよかった。

“津田”の自己中心的なところが、私自身と重なって、面白いほど共感した。

同時に、“お延“であり、“小林”でもあった私にも気付いた。

私は変化している。

過去から今まで、たくさんの違う私がいる。

どれも私で、でももう、今の私が着ちゃいけないような私がいるけれど、いくつかの私は、それなりに、どれも、私であり続けるために時々必要で、場合によっては着てはいけないような私もいる。

どれを着ていけばいいのか悩んでしまう…

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