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近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年01月22日]

激怒

昨日から頭痛がひどくて起き上がれなかった。
予約も2人だけだったので、思い切ってお客様に取り消しのお願いの電話したら 「困ります!」 と怒られた。

心の傷が、ケガの傷のように見えるものなら、周りの人も解ってくれるだろうに・・・
でも、やっぱり無理なので、お詫びして休みにしてもらった。

朝、母からメールがあったので、お昼ごろに返信しようと思っていたけれど、頭が痛くて画面を見ていられないので直接電話をした。

あまりにも元気な声でTelに出た母。
ちょっと気が抜けたというか、シラケた。

私が寝込んでいることを言うと、先日の件のことで父と話したことを話し出した。

・お父さんは、死ぬまで絶対に認めない。
・けいこが家族を思ってくれているのは十分解っている。
・先生(主治医)に、「出る所に出てもいいんですよ」と言われた時に、さすがにお父さんも驚いたと思う。
・そんなことに(警察沙汰)なったら、お姉ちゃん家族もお兄ちゃん家族も親戚も大変なことになる。

などなどを、言いだしたので、私は激怒して

「私は悪くない!! 私は世間に知られても恥ずかしくない!! 実名で本を出してもテレビに出てもいいんだから!!!」
と怒鳴ってしまった。

「わかった、わかったから 私が全部受け止めるから」
と、また母が言いだした。

私は、母が間に入って、話しを創って、丸めて、この問題を終わらせようとしていると思ったので、父に直接言うことにした。

「小さい頃、嘘をついたり悪いことをしたら、ちゃんと心から謝れば赦してもらえるし、心がスッキリするから早く謝ってきなさいとか、嘘をついてはいけないとか、厳しく教えてくれたのはあなた達で、私はあなた達の生きざまを見て、強く正しく生きてきたつもりです。だから感謝してます。
私は今でもたぶんどこかで二人を愛していて、だから苦しんでいます。
お父ちゃんも(面接のときに)嘘を言って、きっと苦しんでいるでしょ?
いつまでも待つから、私の尊敬できるお父ちゃんに戻ってください。」
と、伝えようと思っていた。
そうしたら、向こうが直ぐに電話で謝って認めてきた。

兄と姉にも今までのことを報告して、主治医にも電話をしてくれると言った。

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