SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年06月25日]

私が私でいるために

昨晩、なかなか寝付けずに考えていた。
そそたら “私は正直にシェアをしていなかった” ことに気が付いた。

というか、気が付かずにいて、ただ、やみくもに話していたように思えた。

“愛”を欲しがっていた

“愛” というのかな…?
“関心”??

“独り”にされたくない私がいた。

“ひとり”でいることは大丈夫なのだけれど、“独り”にされるというか、誰かに関心を寄せられていることが大前提の“ヒトリ”はいいのだけれど、無関心になられるのが怖かった。

主治医に興味を持たれなくなるのが、恐ろしかった。

あと、自分がたくさんあり過ぎて、どれを身に着けていいのかわからなくなった。

どれを身に着けても、着心地が悪くて落ち着かない。

「いい子にならなくていい」と言う言葉が耳に残っていた。

全部 捨てていいのか?と思えてきた。

今の私は、これを着ているけれど、次の瞬間、私は今の私じゃないから、別に着心地が悪ければ着替えればいい。

ただ、私の心の一点だけは、ずっと持ち続けていたい。
“自分”という、まだ解からないけれど、けっこう好きな自分。

いつも勇気を持って、前に進もうとする自分。
自分のことばかりじゃなくて、“なじみ”になった人たちのことも考えつつ、自分の行先を決める自分。

それだけは、大切にしたい。

自助グループ 自分が自分でいるために、私が必要としていることなのかも。

備忘録:主治医 細胞の話し 『毎日 “私” は生まれ変わっている』

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