SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2009年11月17日]

心からの言葉

(覚書)クリニック できたらもう一人の私の気持ちを語る
—-
初めて、主治医の診察が怖いと思った日。

診察では、
・今までのように飲んでも酔えない自分に気づいた
ことを話した。

「それなのに、無理して飲むとアル中になっちゃう」
と、主治医は言っていた。

シェアでは、
・今まで酔うために飲んでいたこと
・酔わないと甘えられなかったこと
・それは自分が父に対してずっとしたかったこと
・できないから他の人に求めてきたこと
・今は夫や主治医にそれを求めていること
を話した。

それと
「主治医にカンガルーの着ぐるみを着てもらって、その袋の中に入っていたい」
と、口に出し言った。

今までの私と、お別れする儀式だったようだ…

SSA(SIAb.の前身/性暴力被害当事者の為の自助グループ)では、私の実家の方面出身のIさんという初参加の方が来て、虐待当時の身の置き方場のなさとかの話が(私自身と)かぶった。

SSAのファシリテータになってからの悩みとかを、第2・第4のファシリテータをしている方に語って、アドヴァイスを受けた後だった。

  • 居るだけでよくて、何かあったら、動じないで落ち着いていること。
  • 毎回そこに居ること

などなど…

今日、第1・第3のSSAを開設して、本当によかったと思えた。

SSAでのシェアの時、
「自分も3年前、こんな風になれるなんて思ってなかったけれど、今、こうしていられる。
 だから、今からいろいろあるだろうけれど、強く生きていこうと思っていればこれからも大丈夫だと思う。
 それと、SSAや仲間がいることを知ったから大丈夫だって、同じ経験をした仲間に伝えたい。」
と、心からの言葉が出た。

SIAb.プロジェクト

コラム

寄付および献金

退出する ページトップへ戻る