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近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

麻布十番おでん日記コラム

[2010年04月17日]

“芝居を演じ続ける自分”には戻りたくない

録画した NHKのドキュメンタリー追跡!AtoZ『虐待の傷は癒えるのか』という番組の再放送を見ながら思ったこと。

私は、父や兄が、私を見て怯えたり、困ったりする姿を見たくない。
そして、怒りがこみ上げて半狂乱になる私を見たくない。

自分で自分を止められなくて、どうしていいかわからないでいる自分がいて、苦しんでいるのを思い出すと辛い…

だから、両親や兄に会うのが辛いし、それが怖くて関われないということもあるんだ、ということに気づいた。

性虐待の事実はいつまでも残っている…

でも、もう “芝居を演じ続ける自分” には、戻りたくない。

だから、先日の母の 「Sちゃんじゃなくても、お兄ちゃんにでも電話してあげて」 という言葉に反応したんだと思う。

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