10月が終わって、11月が始まった。
昨日、手記の書き出しを書いてみたことによって、あの時(初めての底つきの)の自分が、金メダルを取ったオリンピック選手などが、うつ状態になってしまう“燃え尽き症候群”のような状態になっていたのかなぁ・・・ということがわかった。
ある時点から、自分自身を犠牲にして、“幸せになってやる” ことだけ考えてた。
“幸せ”は、親をみ返すくらいに “立派”になること。
“立派”とは、“世界に名の知れた・認められた存在になる”こと―だと思い込み、それに向かって、我慢して、努力して、我を通して、誰も信じず、誰も頼りにせず、孤独でいいと頑張ってきたけれど・・・
家を買って、店を持って、成功して、世間に知られるようになって、“はい、できました”と思えたとき、
「はい、それで?幸せですか?」
と、自分に問いただしてみると、
「確かに幸せなはずなんだけれど・・・寂しすぎる・・・」
と、かえってきてたようなきがした
「達成感が感じられない・・・」
「何かやり残しているような・・・」
という思いが込み上げてきてしまい、
「まだ努力しなくちゃだまなの?がんばらなくちゃいけないの??」
「今までの私はなんだったの?」
「なんで?こんなにがまんしてきたのに、こんなに虚しいの?」
という疑問が湧いてきて、この気持ちを誰かに聞いてもらいたいっ!!!って・・・
でも、相談したくても、相談できる人が誰も居なかった・・・
「孤独でいい」と思っていたはずの私が 孤独に泣いていた・・・
覚書 週刊ブックレビューという番組で、『悩む力』(姜尚中著)という本の紹介をテレビで見た。今、私が考えていることと同じようなことが、書かれていそうだ