クリニックで認知行動療法のプログラムに出てみました。
その日は、アセスメントシートというものを使いながら、どのような問題をもち、どのような症状があるのかを多面的にアセスメント(評価・査定)していくか?ということをする日でした。
先生が、「認知行動療法とは、自分を肯定的に受け入れることができるような感覚の練習をする療法」という風に、おっしゃってました。
そして、「がっちがちに固まった自分の思考パターンを、一定の柔軟さに持っていけるようにする練習」ということも、おっしゃってました。
その日の中で、腑に落ちたことがありました。
怒り・・・自我に侵入された時の不快感 → 自分が侵入されつつあることを教えてくれている
不安・・・予備知識が無い・準備がでいていないことからくる恐怖 → 準備が必要なことを教えてくれている
ということでした。
怒りや不安という感情に対して、ネガティブなイメージを持ってしまいがちですが、こういいう風に考えると、受け入れやすくなるなぁと感じました。
それと、その感情が湧いてきた後の、対処の仕方も考えられるようになりました。
怒り→侵入されつつある→断る・離れる→何故その感情を抱いたか原因を見つける→それに対する対処方法を考えて次に備えられる。
不安→準備ができていない→間を置く・学習する・誰かに助けを求める→何故その感情を抱いたか原因を見つける→それに対する対処方法を考えて次に備えられる。
他の感情に対しても、なぜ湧いてくるかの理由を考えて、それがどういうメッセージを自分に与えてくれているのか?まで引き出せたら楽しいのでは?と思えました。
・・・ので、感想とご紹介でした。