5月25日(水)に、法務省で開催されている『法制審議会 刑事法(性犯罪関係部会)』に、参考人として 山本潤 氏(性暴力と刑法を考える当事者の会代表,SANE(性暴力被害者支援看護師))が出席することになり、私(けいこ)も同席させて頂きしました。
そして、山本氏から、発言の持ち時間の20分のうち、貴重な10分間を譲っていただき、近親姦虐待被害者の立場から、私やSIAb.の仲間、そしてご協力いただいた方の声と併せて、発言させていただきました。
当初は予定されていなかった、この審議会での「近親姦虐待被害当事者からのヒアリング」が実現され、発言できたのは、山本氏はじめ、ご支援・ご協力くださった多くの方々のご尽力によるものです。
心から感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
近親者からの性的虐待は、今まで 「なかったこと」 にされ、法や支援・治療など、まだまだ不十分で、さまざまな問題を内包しています。
これらの問題を解決していくには、どのようなこと(事件)が起こり、関係した人たちがどのようなことを経験しながら成長し、その後の人生にどのように影響したのかを知ることも、大切なことであると思います。
SIAb.ではプロジェクトの一つとして、これからも声を届ける活動を仲間と一緒に続けていきたいと思います。
なお、この度の発言内容と資料は、下記のそれぞれのアイコンをクリックしていただくとPDFが開きます。
発言後の、委員の方々との質疑応答などについては、法務省のHPに議事録が載るまでお待ちいただければと思います。
なお、後日UPされる、法務省のHPの議事録の内容と、若干違うところがあります。
これは、伝えきれなかったことを補足しているためや、発言時に言い間違いをしたためですので、ご了承ください。