第5回は、松原さんが著書「当事者は嘘をつく」を綴った理由(わけ)や、斎藤先生の治療者としての想いも語って下さています。
また、研究者や治療者と当事者の共同作業についてや、その可能性についてなどについて語り合っています。
余談ですが、この動画の最終チェック中に、とある番組で吉本ばななさんと鈴木保奈美さんの対談を見ました。
そこで、吉本ばななさんが
「自分が経験してから10年くらいしないと、何が起きていたのかが解らないから書けないんですね。」
「実はそれは出来事じゃなくて、身体の変化だったとか、実は時代の変化だったとか、そういうのを掴むのが10年後くらいなので、」
と語ってらっしゃいました。
なにか、とても腑に落ちた感じがしました。