SIAb.

近親姦虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

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『凹らはみんな生きている』前半(2)公開しました。

今回は、前半は「子育てについてのエピソード」、後半は「みんな知りたい!原家族との関係どうしてる?」を語り合っています。

あの頃…
巷にあふれる情報、SNSや書籍を読むたびに、自分との違いで戸惑い、悩み、余計に孤独を感じてきました。

同じ経験をしてきた仲間とつながって、他では口にできなかった「ならでは」のエピソードを分かち合いながら、手探りで子育てをしたり、原家族との関係を模索したり…

その中で得てきた思考や言葉は、それぞれの大切な血肉になっていきました。

***

SIAb. Projectでは 活動開始10周年の特別企画として「回復に必要なことってなに?」をテーマに 動画を作成しております。

🪑今回のプロジェクトのメンバー

☆あや
50代 娘と夫と同居
義理の父(小2~20歳)、実父から(19歳の時)の被害
3歳ころから母方の祖父母に預けられたまま、両親がそれぞれ不倫し別の伴侶を見つけ、6歳の時に離婚。
主な生活拠点は平日は母方の祖父母宅であり、アル中の祖父と叔父の暴力にさらされる。
別居中の母と内縁関係の男の家(電車で一時間かけて土日に通った)で性被害に遭う。
23歳にて結婚、24歳より精神科通院、解離性人格障害発症。投薬に偏った治療のために廃人となる。
33歳にて出産を決意し転院。 娘を3ヶ月乳児院に預けつつ2007年より斎藤医師、太田医師の治療を受け始め、通院しながらNPO法人JUSTでの活動やSIAb.のプロジェクトに参加する。
関西にある大学を中退後、事務職、水商売、元モデルやエキストラを経て宅地建物取引士、競売不動産取扱主任者を取得。
現在は、スペースレンタル業、不動産賃貸業を営みながら人生相談を始めている。

☆なみ
40代 夫と娘と息子と同居
実父から不同意性交等の被害(3歳から16歳)
高校1年生の時に、担任に被害を訴え、警察が介入。
保護措置として転校・家族分離後、摂食障害を発症。
その後、大学中退と転職を繰り返すなかで治療に繋がる(診断名は複雑性PTSD)。

ももこ(シブヤ・デイグループ管理人)
40代 娘2人 夫と同
母の再婚相手からの被害
一時は被害を乗り越えたことと思っていたが、子育て中に過去の被害体験による複雑性PTSDが深刻化。
現在、精神科医に通院しながら、SIAb.に参加。
さらに、子供時代に逆境的な経験があるお母さんのための対話カフェと当事者研究のグループ「マザーズ・ダイアローグ・カフェ」を立ち上げ開催している。
https://www.facebook.com/mothersdialogue/

ヤマダ(シブヤ・デイグループ)
管理人 40代
息子2人と 夫と同居
母の再婚相手からの被害 子育て中に過去の被害体験による複雑性PTSDが深刻化。
現在、精神科に通院しながらSIAb.に参加。
漫画家として執筆活動をしながら、 「マザーズ・ダイアローグ・カフェ」にも参加し、グラレコを担当している。

☆けいこ(シブヤ・ナイトグループ管理人)
50代 夫と同居
実父と実兄からの被害(3歳から15歳)
一時は被害を乗り越えたことと思っていたが、オーバーワークなどからパニック障害や不眠、アルコール依存が酷くなる。
2007年から斎藤医師の治療を受け始め、 集団療法において被害についての体験談などを語り始める。
2008年から5年間 NPO法人JUSTで性暴力被害当事者のための自助グループの孤独間をした後、2013年にSIAb. を立ち上げる。
現在は夫と小さな飲食店を営みながら、SIAb.の活動に参加している。

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