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近親姦虐待トラウマからの回復と成長を語り・学び合うプロジェクト

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“ヒューマンライブラリー@立川2016”に参加してきました!

去る12日17日、ご縁があってシアブのメンバーが上記のイベントに参加させていただきました。

ヒューマンライブラリーとは、さまざまなマイノリティ(当事者やその家族、あるいは支援者)が、「生きている本(語り部)」となり、自身の体験や思いを、各々のテーマに関心を寄せる「読者(聞き手)」に語るという企画です。

マイノリティにとっては、社会の偏見や無理解による生きづらさを軽減し、また地域社会の人々にとっては、マイノリティの存在を身近に感じ、さまざまな気づきや新たな視点を獲得し、そのことによって、多様性に開かれた地域社会を実現することが目的とされています。

今回は23の団体・個人が「本」として参加、のべ83名の方々が「読者」として会場に足を運ばれました。

当事者は、1対1や、1対5ほどの少人数の希望者(読み手)に向けて、ときに対話や質問をはさみつつお話します。

性虐待についての「本」に関心を持ってくださった方には、今回が2度目の参加という方、支援職をめざし勉強中の方、少人数グループの「読書会」では、性虐待の被害児童と接する機会のある医療関係の方も。
年齢も性別も様々でしたが、どなたも皆、真摯に耳を傾けてくださっていました。

これまでSIAb.は、クローズドの場で体験をお話することはありましたが、一般市民に開かれた会場で、「本」として「読者」に選ばれて話すという体験は、初めてのこと。
いくぶん緊張して臨みましたが、「司書」役のボランティアの方々がいろいろとご配慮くださり、開始時間にはすっかり和んでいました。

時間の制約もあって、じっくりというわけにもいきませんでしたが、お互いに感謝の言葉を交わしてハグでお別れした方もいて、漠然とした「社会」や「市民」を顔の見える善意の主体として感じられたことは、私たちにとって嬉しく、今後の活動の希望になります。

ちなみにこのヒューマンライブラリーという企画は、もともと2000年にデンマークのロスキルド・フェスティバル(*)のイベントブースの一角で、「暴力廃絶」を目的として行われたものだとか。
以降、世界各地に広がり、地域社会や大学等の教育機関でも試みられているようです。

立川市では今回が3回目とのこと、駒沢大学(坪井ゼミ)の協力を得て、たちかわ社会福祉協議会、市民活動センターたちかわと、その運営委員会の主催で行われました。

来場者の方々、今回SIAb.をご紹介くださった方、企画・運営に関わったすべての方々に、感謝申し上げます。

(報告:そのみ)

(*ヨーロッパ最古の野外ロック・フェスティバルで、日本からは2005年に東京スカパラダイスオーケストラが出演したそうです。)

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