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近親者からの性的虐待の被害当事者たちがつながり・語り・学び合うためのセルフヘルプ・グループです。

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まさこさんからの寄稿(2)『嵐去りて、なぜなお語る?』

さて、けいこさんとの対談を見るに『何たる不細工。何たる醜態。』と トホホトホホな気持ちになっていたのだけれど……。
実は、自分は、顔出し報道を何度か受けていて、テレビにしても、新聞にしても結構前向きな内容でパリッと撮ってもらっていた。

その時、主張してたことは
『(性暴力にあっても)それでも、幸せに、生きる(キリッ)<(`^´)>』
でした。

『こんな事件に巻き込まれましたが、私は逃げずに戦ったので、克服して今は幸せです。いや、もっと幸せになるのです!! 』

さらには、『みんなも乗り越えてほしい。乗り越えられるよ!』
っぽい気持ちすら持っていたのですが・・・。

その後、もちろん結婚もキッカケだったのだけれど、性暴力被害者支援活動に関して、モヤモヤとした疑問がわいてきて、一旦は全部の看板を降ろしていたのです。

なのに『何故、けいこさんの誘いには、ホイっと乗ったかな??』と、 自分でもどこか釈然としない気持ちでお話してて・・・。
しかも、シャンパン飲んじゃってグダグダだし・・・(-_-メ)

『うーむ。見てる人が不愉快になるようなものを初めて世に出しちゃったぞ。』 と、一度目見たときは思ってたのでした。

しかし、改めて、自己防衛のために変な笑いと言う鎧をかぶって、ムリクリしゃべる自分を見て、『伝えたいことが、変わったんだな。』と思いました。

それまで、優等生の顔をして、新聞やテレビに映っていた自分の主張は 、『それでも、幸せに、生きる』 だったのだけど、今は、

「ソレデモ、イキテイク」

になったな。って。

私とけいこさんは、日々の出来事をちょこちょこ話すのだけど、 二人とも、結構、トホホである。
それでも、生きてるし、しばし自分の至らなさに悶絶した後 『落ち込んだりもしたけれど、ワタシは元気です」』 などと、ケロっと日常に戻る。

一度のトホホがあるたびに、小石でもいいから掴んで立ち上がる。

『トホホの繰り返しこそ、わが人生なんだな』って。

色んな事件がなかったら、いろんなトホホもなかったのかもしれないけど『 トホホから、なんか拾えりゃ、それでいーや。』って。

『幸せであるかどうかは、その人がその瞬間を勝手に幸せと思えば、すぐ手に入るものであって、そんなに大きな問題じゃない。 不幸と言うものを感じているときの自分は、物事を感じる能力を持っていると言うことにおいて、幸せである。』

トホホを人前にさらせたのは、ある種の、大きな一歩だったかも・・・などと、 トホホ丸出しな動画を見て思ったのでした。

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