今回は、凹らの時代Series3(4)のシェアミーテインング中、けいさんが語った『8ミリ映画のような映像での見える記憶』という言葉をキーワードに話が広がっていきます。
そして『鏡』というキーワドからも、対話が繰り広げられます。
さて、動画では、過去に体験したことを、それぞれがどのように記憶しているのか・・・
また、現在進行形で目の前で繰り広げられていることを、どのように感じているのか・・・
ありのままに語っています。
―が、この『過去の性虐待の体験を語っている場面』、もちろん現在の私たちが語っているのですが、あくまでも体験しているのは幼児期や児童期の私たちであり、その頃の感覚や記憶だということをご理解ください。
そして、現在進行形で繰り広げられる生活の中でのあらゆる感覚の捉え方や、過去を振り返りながら、今、感じていることを語っているのも、現在の私たちです。
対話は、忘れていた記憶、感覚、感情を、優しく…ときには痛みや苦痛を伴って飛び出してきます。
一つのことに対しての自分以外の人々の捉え方や感覚、感情等を取り入れながら考察することで、新たな目線から、そのことを見ることができるようになっていくと感じています。
大切なのは、その時のその『場』の空気感。
誠実に、その時々の感情や感覚を語り、それを真剣に聴いてくれる仲間ひとりひとりが、この『場』に安心感をあたえてくれています。